2014年8月26日火曜日

#43 俺のキャンプ道具:BULIN BL300-F2

2014.7.28
こんにちは。物欲が止まらないジャックランタンです。でも、理性が働いでるので高額商品をポチることなく、安い品を細々とネットで漁るくらいなんでカワイイもんです。この前のスポーツオーソリティーの夏セール20%オフでスノーピークのランドステーション買おうかと相当悩みましたけど結局買わへんかったしねw。でもいつかはランドステーションピルツ23欲しいな…。
まあ、それは将来の目標として今回紹介するのは小型ランタン BULIN BL300-F2です。え?こんな商品聞いたことないって?そりゃそうだ。だって正真正銘の中国生まれの中国ブランドですから!

ずっとキャンプで使う卓上用の小型ランタン探してたんやけどやはり有名ブランドのモノはそこそこ値段がしまして、まず安さゆえにこいつに惹かれました。でもって金属ホヤで見た目も中々カッコいい。アマゾンのレビューもそんなに悪いことはない。さあ後は僕が中国製ということを納得するだけだ。

購入ボタンをポチる5分前。ジャックランタンの頭の中。

俺:うーん。どうしようかな。コールマンの同サイズのランタンに比べて1000円以上安いな。
俺:よく見るととスノーピークの ギガパワーランタン天に似てるな。赤の差し色もカッコいい。
俺:メタルのホヤが素敵や。
俺:でも、中国製やし爆発したらどうしょう・・・
俺:中国に詳しい義父も精密機械以外やったら中国製品大丈夫っていうてたけど、爆発したら一大事やで…。
俺:でも、コールマンもモンベルもその他アウトドアメーカーも結局中身は中国製やし。
俺:・・・。そや!結局みんな中国製や!だったらこいつ買っても問題ないやん。農薬まみれ野菜より安全なはずや!
(ポチっとな!)

という訳で、皆様の人柱となるべく本日は BULIN BL300-F2のレビューをお届けします。



まずはサイズ。
専用ケースは250のOD缶より少し高さがある。


ご親切に吊り下げ用のチェーンが付いている。
が、このチェーンが長い。長すぎる!


こんなん風に煽られたら危険やろ。
それに吊るさへんかったら邪魔でしかない。
うーん、ここらへんが中国クオリティーなんやろな。
(長すぎてフレームに収まらなかったので、角度変えて撮影。エビちゃん邪魔しないで!)


そこでホームセンターでカットワイヤー買ってきました。


チェーンの付け根のリングを無理やり広げて、取り除く。


ホヤを押さえつける金具を力技で一旦取り外して
ワイヤーを設置後、元に戻す。


おお!収まりがいい!


点灯式。充分明るい。
卓上ランタンとしては合格点や。


だがしかし!
マントルの設置位置の問題だろうか、
炎が蓋まで届いて真っ赤になるまで加熱されている!
まるで鉄工所だw


まあ、最後蓋が真っ赤になってしまいましたが、これは構造上の問題ではなく、マントルの収まりの問題やと思います。付属のマントル(勿論、中国製)の評判はレビューを見る限りすこぶる悪いからです。多分サイズ的にピッタリやと思われるスノーピークの ギガパワーランタン天のマントルを今度装着しみようと思います。
後、今回は取り上げていませんが、このランタンCD缶も使えるアダプターも付いています。必要最低限のレベルは満たしているので、平地のキャンプなら問題なく使えると思います。





ガラスホヤだともっと安い




  

2014年8月12日火曜日

#42 俺のDIY: BBQガンブロー

2014.7.27
こんにちは。先週BBQしてきたジャックランタンです。前回ちょっぴり触れましたロゴス BBQガンブローですが、オリジナルアダプターを作ったので紹介します。そもそもガンブローとは何ぞやって話なんですが、一言で言えば電動送風機。皆さん炭熾しするときに必死になって団扇を仰いで汗だくになった経験はないでしょうか。僕はありますw。団扇仰ぎの煩わしさから解放してくれるのが、これロゴス BBQガンブローな訳です。まあ、ロゴスだけでなく、コールマンを始め各社、ブロアーやとかファンとかの名称で似たようなものを発売しています。

これがあるとピンポイントで炭に空気を供給し続けてくれるので、ものすごく効率的に火を熾してくれます。こいつとBBQ三種の神器チムニースターターがあればものすごい勢いで炭に火が着くんですが、火熾しに係っきりになってしまうんですよね。そこでチムニースタータから人が離れても、スターターの下側から勝手に空気を送り込んでくれるアダプターをDIYすることにしました。


ホームセンターで買ってきたのはこの二点。蛇腹水道管とL字アダプター。口径が合うのを探すのが中々大変でした。

ホームセンターにて
俺       「すいませーん。」
パート店員  「いらっしゃいませ。」
俺       「これに合うクチの金属製のパイプ探してるんですけど。(送風機を取り出す)」
パート店員  「えっ?これって…」
俺       「これ袋から出して試し付けしてもいいですかね?」
パート店員  「えっと、その・・・(アタフタ)」
正社員店員  「どうかしましたか?」
俺       「(赫々云々)送風機に取り付けるパイプを探しているんです。」
正社員店員 「えーと、これとかどうですかね?(袋を破いて色々試してくれる)」

てな感じで、ようやく見つかったりました。
で売り場を離れようとしたとき、僕の後ろでヒソヒソ声が。

正社員店員 「まあ、ああいうイレギュラーなお客さんもいるから。臨機応変に対応して・・・」
パート定員  「はい。以後気をつけます。」

俺、イレギュラーに認定されましたw
そりゃまあ、怪しいよね。こんな送風機片手にホームセンターの水道管コーナーにいてたら。こいつなにするんやろ?みたいな感じ。「火熾しに使うんです。」っていうたら「はあ…」やって。そりゃそんな反応になるわなw。



ジャーン!完成しました。
っていうか各パーツ突っ込んだだけやけどね。


うまいこと自立しております。
これなら火が熾るまでの間、他の準備が出来る。


見よこの威力。
炭がゴウゴウと燃えている!

チムニースターターは格子状の上げ底が筒についてまして、そこに炭を積み上げて火種をいれると上昇気流が発生。新鮮な空気が下から上に供給され続け黙っていても火が大きくなるという仕組みです。そこにこの送風機で強制的に空気を送り込む訳ですから、そりゃ炭がいこるスピードが全然違う。今回はあえて大き目の炭を投下したけど、20分位で良い感じになってました。これくらいのサイズだと火をつけることさえ失敗することが多いのに!これは本当に便利。皆さん一度お試しあれ。





  こいつで火をつけるという選択





  

2014年8月9日土曜日

#41 真夏のBBQ in 芥川緑地

2014.8.3

どうもBBQインストラクターのジャックランタンです。えー、「なにがNo BBQ No life やねん!」と思ってらっしゃる皆さま。本当にその通りですw。別にBBQなんてしなくっても生きていけるし、何もこんな真夏のクソ暑い中する必要ございません。とは言いつつも、シュラスコサーベルを買ってしまった僕は何が何でもBBQがしたいんです!どんなに暑くったって、台風が大阪をかすめたって、ワンシーズンに一度位BBQしないと日本BBQ協会からインストラクター資格はく奪されるんだよ!(勿論、そんなことはありませんw)

という訳で僕のBBQプレイ欲求を満たすためにお友達を呼んで高槻の芥川緑地にやってきました。
今回は過去最高の大人12人参加。こいつを一人で回せれば、俺のBBQスキルはまたまたレベルupすること間違いなし!でも、上手いこと出来るかしらん…

今回のBBQ場は昨年と同じく高槻の芥川緑地。ここのBBQ場はお手洗いが水洗、洗い場&木陰ありと言うことないのですが、夏場は隣の市営プール利用者が駐車場に流れ込んで来て駐車場待ちが発生する可能性があるとのことで夏の週末は早めのお出かけがおススメです。



さー、それでは行ってみましょう!やってみましょうBBQ!最初の料理はこちら!左からリンゴとニンジンのラペとクリームチーズバゲットファルシー。どちらもこの日の為に、ネットでアイディアを集めて作ってみました。ラペはフランスのサラダとのことですが、どうしても作り置きやとリンゴが変色してしまうね。バゲットファルシーはくりぬいたバゲットに味付けしたクリームチーズを入れたものです。今回初めて作りましたが、これBBQに最高にピッタリ。味もワインに合う感じで小洒落れた感じやけど、会場に着いたらすぐ食べれる。「ついたらすぐに食べれる。」これ大事です。BBQやると炭熾しでどうしても時間が取られます。特にBBQ協会が推奨しているようなデッカイ塊肉やいて食おうぜ!ってなると野外焼肉タイプのBBQと比べてもっと時間がかかってしまうのです。

とあるBBQ場にて。
みんな  「やっと場所に着いたな。もうお昼やで。早よ食べたいな~」
Aさん   「OK。火熾しするわ」
       (1時間経過)
みんな  「まだ食べれへんの?(イライラ)」
Aさん   「これから焼くし、もうちょっと待って」
みんな  「うわ!めっちゃデッカイ肉やん!うまそう!けどそれ火通るの時間かからへん?」
Aさん   「デカい肉は弱火でじっくり焼かなあかんから、1時間くらかかるかなw」
みんな  「ふざけんな!腹へって我慢できるかい!(怒)」

とまあ、人間お腹が減った状態で長い間お預けをくらうと雰囲気最悪のBBQが出来上がってしまいいますw。そこで日本BBQ協会では「焼ける前に一品」という教えがあり、雰囲気の悪いBBQを回避するとともに、初めからゲストをおもてなしする心を大切に説いております。



 
だまされたと思ってBBQ協会の指導通りやってみると、ほらこの通り!みんな勝手にムシャムシャ食べて始めてくれてるよw。これなら火を熾して、次の料理が焼きあがる間、和気あいあいと過ごせます。


 
ここで嬉しい誤算が!急遽参加が決まったにも関わらずK谷さんの奥さんが素敵な手料理を持って来てくださいました。ソーメン一人前ずつ塊になってる!素晴らしいアイディアや!紙コップに麺つゆと氷いれてよそってくれましたが、ホント目から鱗です。このアイディア頂きましたw。ちなみにK谷さんの奥さんは熱心なランタン読者で、夫婦の会話にもしばしばランタンを出して下さっているそうです。こんな素敵が夫婦がもっと日本中に増えることを願っています☆

  
始めの一品が思いのほか受けて上機嫌でみんなと缶ビールを飲んでる僕ですが、準備に抜かりないぜ!BBQ三種の神器のひとつチムニースターター!と新兵器ロゴスBBQガンブロー改だ!これ今度詳しく特集組みますが、ロゴスのブロアーにアダプターつけて強制的に空気を送り続けております。これによって僕がビール飲んでいい気になってる間に轟々と火が熾っている訳です。ハッキリ言ってこれは便利だ。


ではいよいよここから本番。レッツバービー!
まずは自家製タンドリーチキン☆


トマトがくれたクールスパイダーグリルも自作蓋と相性バッチリ。
ちょうど端までカバーできる。


蓋をあけるとジャ~ン!
スペアリブだよ



 
食べ物で遊んではいけません。が!
2kgのサーロイン固まりみたらそりゃテンション上がりますよ。 
お肉を3つに切り分けてサーベルにグサリ。
さすが本物のシュラスコ用サーベル。2kgの肉でもビクともしない。


 
こいつをじっくり焼き上げます。


俺の肉を黒コゲにはさせねえ!
BBQ三種の神器の一つ水鉄砲は
炭に脂が落ちて上がった火を消す為に使います。


肉が待ちきれないだろ?
その間にこいつでも頬張りな!
BBQは準備と段取りが大事です。



そしていよいよお待たせ。本日のメイン シュラスコの登場です!この場をかりて告白するけどさ、実は俺これやるまでシュラスコなんて食ったことないねん(笑)。見た目はイメージ通りやからまあ合格なんやろけど、味は何が正解か分からないんですw。けど、みんな「おいしい」「美味しい」って食べてくれたよ☆そして、俺が言うのもなんやけど、実際美味かった!レシピでは肩ロースやもも肉を勧めてるのもありましたが、今回はあえてサーロイン使いました。なんだかんだで、皆脂身好きやからね。


 
特製モーリョソースをたっぷりお肉にかけます。
ビネガーベースなのでお肉の脂が流されてサッパリ。
作り方はBBQ協会下城会長著のバーベキューレボリューションをご覧ください。



全体写真でパシャ☆

いや~、何とか終わりました。この人数で本格BBQは初めてだったのでずっと不安でしたが、皆さんの包容力と優しさで何とか無事成功に終わりました。日本BBQ協会の提唱するスマートBBQは大きな肉をみんなで切り分けて食べるスタイルが基本形。そこにはお肉を焼くホストがいて、まるでパーティーのような様相になるので、結果僕たちに馴染みのある野外焼肉スタイルのバーベキューとは流儀も違うし、食事のペースも遅くなりがちです。だから、スマートBBQを知らない人を誘う時に、「なんや出てくるの遅いな~」とか「焼肉みたいにちゃっちゃっと焼いたらいいのに」と思われないようにする工夫が必要になってくるわけですが、それはひとえにホストの準備と段取りにかかっています。そうBBQは準備と段取りが命!焼く前に9割がた成否は決しているのです。



酔いつぶれた人たち。
皆さんお酒はほどほどに。




 外で冷たいビールを飲むには



  

2014年8月2日土曜日

#40 Coleman クールスパイダーステンレスグリル グランデ

2014.7.19
みなさんこんにちは。 毎度おなじみ流浪のブログ ランタンです。あっという間に8月に入り夏真っ盛り。世間の子供たちは夏休みを満喫しているんやろ!でも、こちとら効きの悪いエアコンのオフィスに缶詰で、全く夏を満喫してないよ。トホホ…。俺もBBQしたい~!と思ってたら、今年もトマトが抜群のタイミングで素敵なものを誕生日プレゼントくれました。結婚2年目が過ぎても、ジャックランタン家ではいまだにイベント時(誕生日、クリスマスetc)のプレゼント交換が行われておりまして、年数回トマトさんが僕に素敵なアウトドア用品をプレゼントしてくれるのですw。

そして今年の誕生日は、僕のリクエストに応えるColeman クールスパイダーステンレスグリルグランデ!(長すぎるので、今後クールスパイダーグランデと呼びます)。今まで我が家の主力BBQグリルはユニフレームのファイヤグリルやったけど、どうもあれは小さくてね。大人数のBBQ用に大きめなグリルが欲しかったんです。マンション住まいやから、収納場所気にしてなかなか踏み出せなかったけど、もーどうでもいいや。収納のことはまた今度考えようw


まずは付属品チェック。
本体以外では、網と鉄板が付属している。
特徴はオールステンレス&引き出し式ロストルで炭の補給や交換が簡単。


本体と鉄板に取り付ける取手。
収納時の収まりが良くなるように、
鉄板には敢えて反対向きに取り付けてみた。



一部のネットレビューで足の固定台が柔いとあって心配してたけど、
ちゃんと溶接してあって、まあ及第点かな。
でも、力任せに捻ると壊れそうな雰囲気でもある。
取扱いは要注意。 



 炭床となる引き出しにはストッパーが付いていた。
これは好印象。


ここでちょっと名案が浮かぶ。
引き出しの横に通気口空いてるけど、
これ金網入れて炭床高くしたら、よく燃えるんじゃないの?


もともと家にあった金網をセット。
良い感じで下に空間が出来た。これは炭が良く燃えそうだ。



じゃーん!アマゾンでポチってしまった。ビア缶チキンホルダー
えっ?どうやって使うかって?
これね、スタンドに缶ビールをセットして、
それを鶏のお尻に差し込んで蒸し焼きにするという悪魔のごとき道具ですw



 こうやって炭床に置けば、高さはバッチリ。
自作蓋との相性も良さそうだ。
まだチキンホルダー使ったことないので、また別の機会にレポートしたいと思います。




全体像。なかなかの大きさ。
大人10~12人くらいまで対応出来そうだ。 



焼き面はファイヤグリルの約2倍。
自作蓋を乗っけても、まだこれだけスペースがある。
うれし~!



 
トマトにおねだりして専用ケース も一緒に買ってもらいました。
でもコシがないので、パッケージの上面をカッターで切り取りガムテープで補強。
そいつをケースに戻すと見事に自立する。


よっしゃ~!準備は整った。後はBBQパーティーするだけだ!今週末いよいよ実戦投入です。




 銀色もあります。