2015年10月10日土曜日

#66 T君再び山へ行く

2015.9.29
まいどご無沙汰してます。この度「更新が遅い!こっちは楽しみに待っているんだ!」と読者様からお叱りの声を頂いたジャックランタンです。いや、そんなに楽しみに待って下さっている人がいるとは感謝感激。折角の10月の三連休初日やけどブログ更新に精を出したいと思います。

さて、賢明な読者の皆さんは昨年の6月に登場したT君を覚えているでしょうか。僕が山の魅力を解き続けた結果、山に興味を持ち始めて靴まで買った男です。が、去年1、2回一緒に山に行って後は放置プレイを決め込んでました(子供が生まれたからね!)。とまあ、秋めいて気候も良くなってきた9月中頃。T君から「山に行こうや」とお誘いが来ました。そだね。涼しくなってきたし、たまには山に行きたいし、何より靴まで買わせて放置プレイは心が痛むし、そんなこんなで大好きな比良山に行ってきました。

ちなみに友人Tの山歴は高槻ポンポン山と六甲山有馬コースだけ。
俺:今回は俺の大好きなコース、琵琶湖に行こうと思う。
T:おー、いいね。
俺:ちなみに今回は今までのように途中脱落は出来ひんからな。エスケープルートはない。バスも朝の一本を逃せば昼以降まで来へんし。だから朝早いけど遅刻は絶対厳禁な。
T:了解!気合い入るな〜。

あら、えらい素直やんかいさ。まずはこの早起きを受け入れられるかどうかで今後山登り続けられるかどうか決まっちゃうからね。遠くの山になるほど早起きしないと行けなくなるし。集合時間遅らせようと提案されたら、今後彼と山に行くことはなかったやろう。おめでとう!T君。第一関門突破や!


とか大げさに言うたけど、調べたらバスの出発時刻そんなに早くなかったw 
JR湖西線堅田駅から平行き江若バスは8時50分出発。めちゃくちゃフツーや。
登山口でポーズを決めるT君。


権現山を登りきるとナイスビューが目に飛び込む。
どうや、これがお前に見せたかった景色や!
気候が良かったせいもあり、
平均コースタイムを1時間上回るハイペースで頂上へ到着。


まあ、時間も早いけど景色が良いのでお茶でもしようか。あたなの為に少し多めにおやつ買ってきたんだからw ・・・。しまった〜!ガスバーナー持ってきたけど肝心のコップを忘れた!仕方が無いのでお昼に食べるつもりだったカップみそ汁の容器で紅茶を作る。おれこっち側から飲むし、君はそっち側から飲んでw


紅葉はまだやったけど、ススキが揺れて秋を感じさせる。
暑すぎず寒すぎず。まさに登山日和。

澄み渡る空 

 琵琶湖バレイに到着。

あー、気持ちがいい。たまには芝生でゴロッと昼寝でもするか。良い歳したおっさん2人が芝生で横になってると、向こうの方でテレビの取材らしき一団がインタビューしてる。

T:あー、なんかインタビューしてる。こっち来よるぞ。
俺:まあ、ほっとけば良いんちゃう。
T:俺出たくないし、パス。任せた。
俺:俺らの方に来るなんてまだ分からんで。来たら断ったらええし、取りあえずゆっくりしとこうや。

(数分後)

レポーター女性:すいませ〜ん。今日は何してるんですか?
T君:(すーっとその場をフェードアウト)
俺:え、今日は山登りです。(心の声:あ、この娘かわいい!)
レポーター女性:どうしてここに来られらんですか。
俺:はあ、好きな場所なんで来ました。(心の声:あれ、こいつら既にカメラ回してるやん。)
レポーター女性:ここはよく来られるんですか?
俺:すいません、どこの局の方ですか?(心の声:まず名乗ってからカメラ回せや!いきなり撮りやがって!)

ここでディレクターらしき男性登場。ははーん、向こうで腕組みしてるのがプロデューサー様やな。

D:私達関西テレビの○○という番組の取材をしてまして、今回のテーマが秋のハイキングなんです。
俺:へー、そうなんですか。(心の声:まだ取材のお願いしよらんな、コイツら。もう撮られてるししゃあない。このまま続けたろか)
レポーター女性:いつもハイキングに持って行かれるアイテムって何かありますか。
俺:うーん、そうですね。エマージェンシーキットですかね。
レポーター女性:は?なんですかそれ?
俺:非常用品です。包帯とか消毒液、あと携帯の予備バッテリーとか。
レポーター女性:???。へー・・・。他に何かありますか。
俺:雨具ですかね。
レポーター女性:雨具ですか。さっきインタビューした人も同じことを言ってました。こんなところでも雨具いるんですかね。
俺:???山登りには必ず雨具は要りますよ。(心の声:何言ってやがんだコイツ?)
D : 今回の趣旨は山登りでなくて、ハイキングなんです。ハイキングでもやはり雨具要りますか。
俺:あー、そういうことですか。(心の声:なら要る訳ないやんエマージェンシーキットなんて!)
  まあ、ロープウェーでここまで来て、適当に遊んで帰るだけならなんだっていいんじゃないですか。
  僕たちは今日は山登りです。向こうから山二つ越えてきましたから!


どおりで話が通じひんかった訳や。まさかこんな訳の分からんやり取り放送せんよな。是非ともこんなインタビュー使わんで欲しいわ。

 

琵琶湖バレイではどこかの女子高校が運動会?球技会?をしていた。
イベント会社も入ってるようでかなり本格的。 


下山は無理せずロープウェーで。
まだ3時前やで。てな訳で、その後地元駅まで戻って
銭湯→立ち飲み屋→中華でビール&餃子
からの

 まさかの3軒目スナックにやってきました!この時点でまだ夜8時。まだまだ健全な時間帯。当然お店は貸し切り状態w そこそこ山登り趣味にしてるけど下山したその脚でスナックなんて初体験じゃい!いやー、遊んだ遊んだ。山登りに、銭湯に、はしご酒に最後はスナックとはw めちゃくちゃ濃い休日やったわ。また、これをキッカケにT君が山を好きになってくれたら幸いですな。



PS:後日友人からこんな写メが届きました。
どうやらインタビュー放送されたようです。
んがー!



そろそろフリースの出番です


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