2014年8月9日土曜日

#41 真夏のBBQ in 芥川緑地

2014.8.3

どうもBBQインストラクターのジャックランタンです。えー、「なにがNo BBQ No life やねん!」と思ってらっしゃる皆さま。本当にその通りですw。別にBBQなんてしなくっても生きていけるし、何もこんな真夏のクソ暑い中する必要ございません。とは言いつつも、シュラスコサーベルを買ってしまった僕は何が何でもBBQがしたいんです!どんなに暑くったって、台風が大阪をかすめたって、ワンシーズンに一度位BBQしないと日本BBQ協会からインストラクター資格はく奪されるんだよ!(勿論、そんなことはありませんw)

という訳で僕のBBQプレイ欲求を満たすためにお友達を呼んで高槻の芥川緑地にやってきました。
今回は過去最高の大人12人参加。こいつを一人で回せれば、俺のBBQスキルはまたまたレベルupすること間違いなし!でも、上手いこと出来るかしらん…

今回のBBQ場は昨年と同じく高槻の芥川緑地。ここのBBQ場はお手洗いが水洗、洗い場&木陰ありと言うことないのですが、夏場は隣の市営プール利用者が駐車場に流れ込んで来て駐車場待ちが発生する可能性があるとのことで夏の週末は早めのお出かけがおススメです。



さー、それでは行ってみましょう!やってみましょうBBQ!最初の料理はこちら!左からリンゴとニンジンのラペとクリームチーズバゲットファルシー。どちらもこの日の為に、ネットでアイディアを集めて作ってみました。ラペはフランスのサラダとのことですが、どうしても作り置きやとリンゴが変色してしまうね。バゲットファルシーはくりぬいたバゲットに味付けしたクリームチーズを入れたものです。今回初めて作りましたが、これBBQに最高にピッタリ。味もワインに合う感じで小洒落れた感じやけど、会場に着いたらすぐ食べれる。「ついたらすぐに食べれる。」これ大事です。BBQやると炭熾しでどうしても時間が取られます。特にBBQ協会が推奨しているようなデッカイ塊肉やいて食おうぜ!ってなると野外焼肉タイプのBBQと比べてもっと時間がかかってしまうのです。

とあるBBQ場にて。
みんな  「やっと場所に着いたな。もうお昼やで。早よ食べたいな~」
Aさん   「OK。火熾しするわ」
       (1時間経過)
みんな  「まだ食べれへんの?(イライラ)」
Aさん   「これから焼くし、もうちょっと待って」
みんな  「うわ!めっちゃデッカイ肉やん!うまそう!けどそれ火通るの時間かからへん?」
Aさん   「デカい肉は弱火でじっくり焼かなあかんから、1時間くらかかるかなw」
みんな  「ふざけんな!腹へって我慢できるかい!(怒)」

とまあ、人間お腹が減った状態で長い間お預けをくらうと雰囲気最悪のBBQが出来上がってしまいいますw。そこで日本BBQ協会では「焼ける前に一品」という教えがあり、雰囲気の悪いBBQを回避するとともに、初めからゲストをおもてなしする心を大切に説いております。



 
だまされたと思ってBBQ協会の指導通りやってみると、ほらこの通り!みんな勝手にムシャムシャ食べて始めてくれてるよw。これなら火を熾して、次の料理が焼きあがる間、和気あいあいと過ごせます。


 
ここで嬉しい誤算が!急遽参加が決まったにも関わらずK谷さんの奥さんが素敵な手料理を持って来てくださいました。ソーメン一人前ずつ塊になってる!素晴らしいアイディアや!紙コップに麺つゆと氷いれてよそってくれましたが、ホント目から鱗です。このアイディア頂きましたw。ちなみにK谷さんの奥さんは熱心なランタン読者で、夫婦の会話にもしばしばランタンを出して下さっているそうです。こんな素敵が夫婦がもっと日本中に増えることを願っています☆

  
始めの一品が思いのほか受けて上機嫌でみんなと缶ビールを飲んでる僕ですが、準備に抜かりないぜ!BBQ三種の神器のひとつチムニースターター!と新兵器ロゴスBBQガンブロー改だ!これ今度詳しく特集組みますが、ロゴスのブロアーにアダプターつけて強制的に空気を送り続けております。これによって僕がビール飲んでいい気になってる間に轟々と火が熾っている訳です。ハッキリ言ってこれは便利だ。


ではいよいよここから本番。レッツバービー!
まずは自家製タンドリーチキン☆


トマトがくれたクールスパイダーグリルも自作蓋と相性バッチリ。
ちょうど端までカバーできる。


蓋をあけるとジャ~ン!
スペアリブだよ



 
食べ物で遊んではいけません。が!
2kgのサーロイン固まりみたらそりゃテンション上がりますよ。 
お肉を3つに切り分けてサーベルにグサリ。
さすが本物のシュラスコ用サーベル。2kgの肉でもビクともしない。


 
こいつをじっくり焼き上げます。


俺の肉を黒コゲにはさせねえ!
BBQ三種の神器の一つ水鉄砲は
炭に脂が落ちて上がった火を消す為に使います。


肉が待ちきれないだろ?
その間にこいつでも頬張りな!
BBQは準備と段取りが大事です。



そしていよいよお待たせ。本日のメイン シュラスコの登場です!この場をかりて告白するけどさ、実は俺これやるまでシュラスコなんて食ったことないねん(笑)。見た目はイメージ通りやからまあ合格なんやろけど、味は何が正解か分からないんですw。けど、みんな「おいしい」「美味しい」って食べてくれたよ☆そして、俺が言うのもなんやけど、実際美味かった!レシピでは肩ロースやもも肉を勧めてるのもありましたが、今回はあえてサーロイン使いました。なんだかんだで、皆脂身好きやからね。


 
特製モーリョソースをたっぷりお肉にかけます。
ビネガーベースなのでお肉の脂が流されてサッパリ。
作り方はBBQ協会下城会長著のバーベキューレボリューションをご覧ください。



全体写真でパシャ☆

いや~、何とか終わりました。この人数で本格BBQは初めてだったのでずっと不安でしたが、皆さんの包容力と優しさで何とか無事成功に終わりました。日本BBQ協会の提唱するスマートBBQは大きな肉をみんなで切り分けて食べるスタイルが基本形。そこにはお肉を焼くホストがいて、まるでパーティーのような様相になるので、結果僕たちに馴染みのある野外焼肉スタイルのバーベキューとは流儀も違うし、食事のペースも遅くなりがちです。だから、スマートBBQを知らない人を誘う時に、「なんや出てくるの遅いな~」とか「焼肉みたいにちゃっちゃっと焼いたらいいのに」と思われないようにする工夫が必要になってくるわけですが、それはひとえにホストの準備と段取りにかかっています。そうBBQは準備と段取りが命!焼く前に9割がた成否は決しているのです。



酔いつぶれた人たち。
皆さんお酒はほどほどに。




 外で冷たいビールを飲むには



  

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